動物共栄の里山再生＠富岡町～24日目～】来た

もーもー通信

NHKでも特集されていましたが、昨今の世界情勢により飼料や燃料が高騰、特に飼料の大半を海外に頼っている日本の畜産酪農業界は大打撃で廃業が相次いでいます。牛乳を廃棄せざるを得ないだけでなく、どこも大変なので乳牛の行き場も無く…

そんな中、福島の浜通にいる私に、様々なことがあって、様々なご縁で、様々な急展開の中で、この度北海道の廃業された酪農家の方々から、２頭の乳牛が富岡の里山へやってくることになりました。

子牛のころから、その酪農家の方が可愛がって、大切に飼われてきた箱入り娘たち。

他の蓄主の牛達と詰め合わせセット便で、秋田や岩手や宮城へ寄ってから、来ました。

丁度過去最大級の寒波、大雪、10m暴風との予報の日で、

他の県では大雪で大変でしたので遅れてきましたが、日頃の行いがいいせいか？(笑)なぜか、大熊で餌やりした時から晴れ渡ってきて、屋根を補強して富岡に駆けつけ、牛を入れて家畜保健所の検査が終わるまで、ラッキーなことに天気がもっていてくれました

※色々バタバタでしたが、役場や家畜保健所や家畜改良センターや関係機関へのご連絡や手続きを済ませてあります。

関係者の方々はご存知ですが、実は普通の人なら驚くこと、絶望すること、あり得ないことが、色々起こりすぎて絶体絶命の超ピンチでしたが、(そのご報告はまた後日させていただきます)

でも、めちゃくちゃありがたいことに、多くの方の優しさ、暖かさ、力強さ、たまたま聞けたとても貴重な話や、お陰でいただけたものすごいアドバイス、ご縁に支えられ、この3日くらいで、全国から駆け付けて下さった皆様と、なんとまた0から突貫作業でこの受け入れ場所を作った、という…急な展開でした。

転んでも、ただで起きたことはないですが(申し訳無さすぎるので)、度重なった危機の中、学び、気付き、また成長でき、ありがたいこと、ラッキーなことがたくさん重なり、なんて幸せなんだと思いました。

そして、何より動物たちが元気でいてくれてることが嬉しいです

勇気100倍

皆様に感謝いたします